インテグラタイプRのご入庫です。スポーツカーの名車ですね。この頃はインマニなども職人が手で一本一本研磨していたというコストのかけたチューニングカーです。 塗装はチャンピオンシップホワイトでは頻繁に見られる経年劣化で、蛍光灯の映り込みが全くないです。 |
まずは車内に長年たまったダストを、一気に大気排出です。どのようなお車も、1〜2回目の車検の頃にはダストは結構たまります。ダストを除去しているとすごくホコリが出るのですが、その様は、例えば6畳の部屋に6人の子供がいたとして、羽毛布団と羽毛枕で枕投げ大会を行なったときのホコリをご想像いただければ、だいたい当りでございますよ。 |
内装はやはりホンダ流のスポーティデザインです。 |
momoのステアリング。握り心地、デザイン共に最高ですね。 |
ガバッと開くハッチバック形式のトランク。後部座席を倒すと広大な荷室に変わります。便利なんですよね。 |
塗装表面はチョーキング(チョーク化、白粉化)しています。優しく指で撫でただけで白い粉状の劣化塗料が付きます。鉄粉も写真をご覧の様にザクザク刺さり放題です。しかしながら、復元不可能な状態までは劣化していませんでした。塗装表面のみの粉化でとどまり、内部の塗装が劣化していない場合には甦らせることは充分可能です。 ツヤがなくなってきたらご用心です。早めに手を打ってくださいませ。 |
まずは洗車、鉄粉除去です。ドア、ボンネット、トランク開口部のヒンジ周りは泥がたまり、コケが生えてしまっています。隅々まできれいに洗浄させて頂きます。 |
各開口部の汚れ除去、砂が降り注いだように刺さっていた鉄粉を半日かけて除去させていただきました。こりゃ気持ちいいです。洗浄していて、気分がだんだんハイになっていきます。 |
マスキングです。 |
もう磨きが楽しみでなりません。いざ! |
塗装の映り込みは、、、全くないです。粉が吹いているので当然ですが、全くのつや消し状態です。 |
磨くと、おお!きれいにクッキリ映り込みが復活します。すごい。 |
第一工程です。ボンネットの半分を磨いた状態。この激変ぶりがたまらないです。 |
前後境界のアップです。下の新鮮な塗装はまだ充分ツヤを保持できるようです。それにしてもすごいです。キッチリ入魂させて頂き、新車並みのツヤに甦らせて頂きます。 |
こちらはサイドパネルです。左ドア(奥)は磨き済み(第一工程)で、手前左フロントフェンダーは未処理です。ドア側は映り込みが復活し、ツヤが出ています。未処理のフェンダーはカサカサ肌で、塗装がくすんでいるのがお分かりだと思います。 |
おおお、すんごいチュルチュルになりました。これでもほんの数ミクロンです。一回に10〜20ミクロン磨いてしまうお店もあると聞きますが(実際に薄くなってしまった塗装を拝見した事もございます)、丁寧に、工程を踏んで繊細な磨きを行なえば、数ミクロンの磨きで塗装が復活する場合がほとんどです。 DIYでも、何回もゴシゴシやられますとどんどん塗装は薄くなっていきますのでご用心です。 |
かなりツヤが復活いたしました。これからもう少し繊細な磨きで表面を整えてまいります。 |
本来のツヤです。それ以上かも。 |
だいぶ美しくなってまいりました。 |
パネルの下地処理終了です!これから、黙々と細かい部分を磨いてまいります。神は細部に宿る です。 |
かなり曇って、黄ばんでしまっているヘッドライトカバー。樹脂パーツはどうしても経年劣化によりこうなってしまいがちです。こちらは交換したい部品とのことですが、、、 |
磨くと、かなりクリアーになりました。黄ばみもだいぶ取れてございますよ。 |
別角度から。 |
おおぅ。目元がクッキリすると、俄然 外観が美しく見えます。 |
頑固な水アカで縁取りされていたこちらもすっきりです。 |
こちらも水アカ、泥がたまりやすい部分です。 |
パーツとパーツの隙間というものは、とにかく水アカの巣窟ですので、きれいにすると車全体の外観にも大きく影響します。スッキリです。 |
ガラスボディコーティング完了です。塗装から粉が吹いているのを拝見したときにはどこまで甦るか未知数でしたが、オーナー様にお渡しするのが楽しみでございます。 |
多量のダストを排出したため、念を入れて再度清掃させていただきました。か・な・り きれいにさせて頂きました。 |
真っ白だった樹脂パーツも可能な限り樹脂コートで黒くさせていただいております。ワイパーアームは交換をおすすめいたします。 |
入魂終了です。チュルチュルの新品の陶器のようなツヤでございます。まだまだ現役でお乗りになれますよ〜。 |
あとはエンブレム部の処理だけでございますね。大切にお乗りになられてくださいませ。 |
ありがとうございました。 |
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